■ ID | 310 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | PM2.5中の多環芳香族炭化水素−沿道と一般環境との比較− Polycyclic aromatic hydrocarbons in PM2.5 - Comparison between the roadside and its hinterland - |
■ 著者 | 梅沢夏実
Natsumi Umezawa
埼玉県環境科学国際センター 米持真一 Sinichi Yonemochi 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)大気環境学会 |
■ 出版年 | 2002 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第43回大気環境学会年会、平成14年9月13日 |
■ 抄録・要旨 | 環境科学国際センター(一般環境)と約4.5km離れた鴻巣天神自排局(沿道)において1週間単位でPM2.5の連続同時サンプリングを行い、2000年9月から1年間の試料についてPAHs3種(B[a]P、B[k]F、B[g,h,i]P)を分析した。
全般に、PAHs濃度は冬季(10月〜12月)に高く、夏季(5月〜8月)に低かった。また、3種のPAHs濃度間及び沿道と一般環境のPAHs濃度には高い相関があった。
沿道と一般環境の差をみると、6月から10月にかけて沿道の方が一般環境よりも高濃度であったが、その他の期間では両地点の差は明瞭ではなく、全体として地点間の差よりも季節変動の方が大きかった。
冬季(10月〜12月) の大気中PAHs濃度は、サンプリング中に起こるPAHs揮発分(気温が高い時期に増加)を補正した場合でも、他の時期よりも高いものと推測される。 一般環境,沿道,多環芳香族炭化水素,揮発,気温 |
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